メンバー/
若林稔(p.)
萩尾しの(vo.)
吉村由起夫(b.)
矢藤健一郎(ds.)
児玉信一郎(as.fl.)

11/17(fri) LIVE…横浜市相生町 ジャズメン倶楽部

 生涯初の横浜でのライブ!まぁそんなに大げさなものではないのですが。
 とにかく何時に着くか皆目検討がつかないので、4時過ぎくらいに家を出ました。
 途中、葛西臨海公園・お台場・そして横浜みなとみらいの大観覧車を次々と眺めながらの楽しいドライブ。さすがに横浜、夜景がおもちゃ箱のようです。
 けど、横浜に入ってから、何処がどうなってんだか分からず車で小一時間くらいウロウロ。空いてるコインパーキングを見つけてとにかくそこに駐車。あとは地図片手にお店を捜し歩きました。結果的にすごく近かったんですが。
 会場の「ジャズメン倶楽部」、ステージがフロント以外ほとんどお客さんから見えない状態、モニター越しにピアノとベースを見る感じです。僕はこれで嫌いじゃないですが、縦長なのでドラム・ベース・ヴォーカルが1列になってしまいます。

 今日はヴォーカルしのさん以外は初共演。若林さんとはいろんなとこでお会いしてます。念願かなってお声かけていただきました。
 吉村さん、矢藤さんはもちろんお名前は存じてましたが今日が初対面でした。やっぱりウマイですね〜〜〜。一緒に激辛カレースパゲッティ食べたのは強烈な思い出になりそうです!
 2曲程度軽く合わせた後すぐ1セット目スタート。《Recorda Me》は僕が中間リフを知らなかったばっかりにちょっとバタっときてしまいましたがその他はいたって順調。バンドのサウンドは安定感抜群なうえに刺激も十分にあり、しのさんのスタイリッシュな歌とも非常に良く合ってると思いました。若林さんの統率力満々のリーダーぶりとピアノプレイにはあらためて尊敬です!
 もともとバンドサウンドが固まってるので、僕としては隙間ネライのオブリガートとはいかず、若林さんのカウンターにも被せちゃっていきましたが、でもバランスはそんなに悪くなかったのではないかな?《Afro Blue》ではコルトレーン風に1コードでシーツオブサウンドも体験。面白かったです。
 
 最後《ルート66》で終わったあと、老夫婦のお客さんが昔ルート66に行ったらしく、「あの頃の思い出がよみがえってきました」と語ってました。ちょっといい話ですよね、ある意味横浜らしいです。さすが横浜のお客さんはジャズに詳しいそうです。特にここジャズメン倶楽部は耳の肥えたお客さんでいっぱい。かといって意地悪な聴き方はせずに、リラックスしてジャズを楽しんでいるのが良く分かります。

 風邪をひいていたのと最近そうであるように、この日もメタルではなくプラスチックのマウスピースでジャズ風なサウンドを目指してプレイ。店のキャパを考えれば妥当と思っていたのですが、リーダー若林さんにしてみればいつもの僕のロック・フュージョン風な音を期待して下さってたそうで、今日はメタルを持ってきてなかったのが残念。来年1月の高田馬場サニーサイドでこのメンバーでできるそうなので、その時は絶対にブッ放す覚悟です!


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